工房・寂

シェイクスピア・ガーデン
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現代音楽シリーズ「庭」 第2回公演
プログラム
藤枝守
植物文様第19集 オリーブの枝が話す
植物文様第21集 金沢のオーク

ゼミソン・ダリル
歌枕4: セント・ダンストン・イン・ジ・イースト」
出演
  岩瀬龍太(クラリネット)
  西村葵(フルート)
  海上なぎさ(オーボエ)
  中川日出鷹(バスーン)
  近藤圭(ホルン)

とき
2019年5月25日(土)

開演時間
第1回  13 時開演(開場 30 分前)
第2回  16 時半開演(開場 30 分前)

一般券
3500円(1ドリンク込み)

チケットのご購入は直接工房・寂までメールでお知らせください(
メールはこちら)。

終演後、レセプション・パーティを行います。伊勢佐木バル333特製のスペイン料理はもちろんのこと、本公演のために特にご用意いたしましたオリジナル・ カクテル「秘密の花園」も休憩時に是非お楽しみください。

ところ
伊勢佐木バル333(横浜市中区伊勢佐木町 1-3-1 B1)
2018 年から工房・寂が取り組んでいる「シリーズ・」(全 3 回)の第 2 回公演は「シェ イクスピア・ガーデン」と題し、藤枝守「植物文様第 19 集 オリーブの枝が話す」「同 21 集 金沢のオーク」、そしてゼミソン・ダリルの新作歌枕 4をお聞きいただきます。 本演奏会のきっかけを作ったのは昭和を代表する知識人・林達夫とその著作でした。とき は第二次世界大戦中の藤沢、軍機が飛び交う日々。自由な発言が困難な戦時下にあって、 林は苦労して種を集め、シェイクスピアの作品中にあらわれる植物だけを使った「シェイ クスピア・ガーデン」を自宅に作っていました。黙々と庭の手入れをする林と、ラベンダー をはじめとする外国産の花々で構成された庭それ自体が、あの時代にあっては強いメッ セージ性を持っていたのです。
今回は藤枝守の
植物文様シリーズから、今回は力の表象でもある金沢のオーク、 平和の象徴オリーブの枝が話すを、作曲者自身による管楽五重奏編曲版でお聞きいた だくことにしました。一方、ゼミソンの歌枕4: セント・ダンストン・イン・ジ・イーストは 2019 年の新作です。ロンドン中心部にひっそりと佇むこの教会は、1666 年に発生した ロンドン大火、そして第二次世界大戦中、ドイツ軍によるロンドン大空襲によって大部分 が大破、しばらくは廃墟として放置されていましたが、1971 年に庭園として再整備され、 現在ではロンドン市民の憩いの場になっています。ゼミソンは、同地で収録されたフィー ルド・レコーディングを元に、6 楽章からなる作品に作り上げました。
3 作品とも、現代音楽シーンを牽引する若手音楽家 5 人による演奏でお届けします。
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